箭幹(やがら)八幡に行く道の、神社から少し手前に日向根(ひなたね)トンネルがあります。
短いトンネルで上は公園になっています。
この辺りが都内でも有数の遺跡である事を最近知りました。
出土品は旧石器時代・縄文時代中期・古墳時代終末期・平安時代・中・近世にわたり、
下のスケッチのトンネルの壁面辺りには古墳時代の横穴墓が掘られ、人骨や副葬品が出て来たそうです。
箭幹八幡の創立にかかわった人かも、と想像をめぐらせています。

ここから1キロ程離れた所にも縄文時代の集落があったそうで、
私がよく買い物にいくスーパーはその上に建っています。
さらに南側からは平安時代の住居跡も見つかり半分以上がなんと竪穴式住居!
縄文時代より快適な造りのようですが、京から遠いここは辺境の地だったんですね。
その頃九州の私のご先祖もきっと同じような竪穴式に住んでいたのでしょう。
2016tadao iseki