2017komo2薦神社のご神体は名前の由来の真薦(まこも)が自生する池です。
三角池(みすみいけ)というのですが、アヒルの足跡のような形をしており足先の方に2つの小さな島があります。
刈り取った真薦をここで乾かして宇佐神宮のご神体の「御枕」にしたのだそうです。
久しぶりに境内の解説を読みました。

すっかり忘れていたのは、これが大陸から来た渡来人が作った人工池だということ。
水の少ない洪積台地に当時の最先端の土木技術でため池を造った、その一つらしいのです。
この辺りには三角池(5ヘクタール位)に近い大きさの池が他にも点々とあり、 実家の裏にも浅い池が延びています。
農業用水が必要になる頃は歩いて渡れる程水位が下ります(泥に沈みそうなので試した事はありません)。
こちらも渡来人が作ったのなら、9世紀よりも前に造られた池が今も現役という事に!?
misumi