4、窓を描きます。
ガラスを塗る前にサッシが接する所を先に仕上げておきます。
この絵の場合は庇・ポーチ・1階サッシ下の立ち上がり。
植栽下絵も記入。変更の可能性が少なければ最初から描いておきます。
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窓ガラスの色を菊皿に作ります。残ったものは乾燥しても次回水を加えて使用可能。
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サッシはほぼ無視して塗ります。深い影・手前の建物・植栽・柱だきの映り込みも暗めに。
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透明ガラスは中が見えるので柱や家具や人をぼかして入れたり、ムラを描き込みます。
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照明は部屋の天井ラインを考えながら。事務所の場合は照明計画図に合わせて白っぽくややラフに。
住宅なら適当な形状(丸型・ペンダント・シャンデリア)で色は黄色っぽくすると温かみがでます。
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消えたサッシの線を鉛筆で薄く入れてから溝引きで着色。
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サッシ奥行き・映り込み・影もごく細く溝引きでいれると引き締まります。

バルコニーがある場合は、外壁ガラス→バルコニー手摺ガラス→外壁サッシ→手摺サッシの順に描きます。
手摺ガラス(外壁の型板ガラスも)は、明るめ・彩度低め・薄いムラでそれらしく見えるでしょう。

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