アメリカ映画「イルマーレ」の中に出てきます。主役のサンドラ・ブロックが住む予定の新築マンションの看板です。定規も使わないラフな絵で、あれはパース屋さんが描いたものとは思えません。
日本のパース展に来たアメリカのパースを見たことがありますが、日本と同様、完成予想図として細部も描きこんだものが多かったです。それに、この映画が作られたのは2006年（マンション建設は2004年設定）。CGの進んでいたアメリカでは既にCGパースの方が多かったでしょう。
ちなみに、うちで初めてマンションの外観パースをCGで作ったのは2000年です。その後CGと手描きが混じって、最後の手描きマンション外観が確か2002年。
あっという間に入れ替わってしまいました。
手描きでもCGでも、精密な絵はロマンチック映画の背景には不向きだったのでしょうね。大道具さんが看板に直に描いたのだろう、と考えています。
キアヌ・リーブス・・目に心地良い男性は好きです。
